もう１１年目？　彼と出会った頃の忘れられない思い出

私とパートナーが出会ってから11年目を迎えました。

山り谷あり、火事あり、数え切れないことが、なだれのように起きた11年間。

（まだまだ起きていますが……いろんなこと）

 

毎年、

よくやったよね。。私たち。。

って、振り返っています。

 

本当に笑うしかない状況でした～

 

心の贅沢や、充実感って大事だなって、最近つくづく感じます。

 

毎年、この時期に思い出すのが、

出会ったころ学生の私と、働き始めて１年目の彼。

 

バス代がなく、雪の道を駅から二人で、

しかも傘ひとつ凍えながら……鼻水をたらしながら歩いて家路に着いたころのこと。

写真を撮りたくても、カメラも買えない状況でしたので、一年に数枚のみ。

 

それも、今とってなって、見返してみると……本当にお金がなさそうで笑っちゃう（笑）

でも、なぜか幸せオーラが出ている私達。

 

そして、コンクールやオーディションに行くための費用をコツコツと貯め、コンサートを開けた時の嬉しさといったら……言葉にできませんでした。

 

 

お金がなくてもたくさん笑っていた私達。

 

そして、多分なのですが……

その『笑いの種』が当時住んでいたマンション中に行き渡り、

気がつくとなにかしら毎日のようにマンションの住民さんから、

「おすそ分け～」

 

「使わない家具があるんだけど、要らない？」と頂いたり。

カーテンや、雑貨なども……。

 

とにかく、私達の周りにあるもの（生活に使っているものは）すべて、

あのマンションの方々から頂いたものばかり。

 

決して新品ではないにしても、おすそ分けしていただいたときの嬉しさは、いまだに忘れていません。

 

冷蔵庫とかも、もらったっけ。ガスストーブも。

 

人と人とがつながり、要らなくなったものを分け合ったり、リサイクルしたり……。

 

そんな環境って、私はすごく心地よく感じるタイプ。

 

必要な人に必要なものだけ、必要なときに。

……なんとなく、今のホリスティックプラネットのコンセプトと似ている気がします。

 

必要な人に、必要なときに、必要なその人のための癒しをお届けしたいな

いつも思っているのは、

私達の貧乏時代に培った、青葉台オークヒルズの精神でしょうか？？

 

 

今でも、東京に帰ると、

あのころと同じように接してくださる皆様へ、感謝の気持ちがとまりません。

 

だから、私は今でも、

必要な人に必要なものを必要なときに、（いま住んでいる）九州から「配達」してるんです。

 

特に、お子さんが大きくなった方には、

私が超やせているころに買って置いたお洋服。

 

そして奥さんたちにはお洋服、アクセサリー、靴、バッグ、スカーフとかね。

あと、コスメも贈っています。

 

そして、私が猛勉強した英語の参考書も、

受験の子には九州から直行便で（笑）送っています。

R君、今年はお受験に向けてもう一分張り。一緒にがんばろうね！！

 

 

日々、焦って、時間に追われて生きていると、

忘れてしまう感謝の心や、

パートナーへのいたわりあいの気持ち、

ご近所の人たちへの感謝、

おいしいご飯をおいしいと思える体の健康。

 

 

今年も忘れないで、一歩一歩前へ進んで行こうと思います。